着物の手入れ用語

和文化エッセイ 2012/05/15

ばいかうづきバイカウヅキ

先日は衣替えについて少し書きましたが、
       ※見逃してしまった方はこちらへどうぞ→「衣替え。終了」

着物の手入れ用語について、
着物初心者の方には
ちょっと分かりづらかったかも?と思いまして、
簡単に解説してみました。
参考にしてください。


丸洗い 又は 生き洗い(いきあらい)
     ……全体的にきれいにしてもらう手入れです。
       洋服をクリーニングに出すのと同じような感覚です。

衿洗い  ……衿元は顔に近いので、ファンデーションや食べ物などの汚れが
       付きやすい部分です。また衿は、着るときに胸元で半分に折るので、
       その折れ目も手垢などで汚れます。よく点検しましょう。     

袖口洗い ……袖口も気になる部分です。長襦袢も着物も、袖口は汚れがよくつきます。
       着物を着る前に、袖口が触れる部分の腕をウェットティッシュなどで拭いておくと
       多少、汚れが付きにくくなります。

部分洗い ……衿洗いや袖口洗いなど、限定した部分だけを洗ってもらう手入れのことです。

シミ抜き ……食べ物やお茶、泥はねなどのシミをとる手入れ方法です。

汗抜き  ……着物を着ているときに汗を大量にかいてしまったときには、
       そのままにしておくと、知らない間に汗が変色をしたりしてシミになります。
       薄い色合いの着物は特に要注意です!
       そのときに汗じみが見えなくても、汗を抜いてもらう手入れをした方がよいでしょう。
       プロの方に伺うと、汗は水を通して抜くので、結構大変な作業なのだそうです。
       
       私は、秋が来て、夏の着物を箪笥にしまうときには、
       ちょっと申し訳ないなと思いながらも、ほとんど汗抜きをお願いしています。
       汗かきなんです……すみません。

洗い張り ……糸を解き、縫い合わせ、一反の反物の形に戻してから、水を通して洗います。
       それからもう一度新しい糸で仕立て直します。
       何度か丸洗いをすると、表地と裏地がずれて着物の着心地が少し悪くなります。
       着物ハンガーにかけると、表地と裏地がぴたりと沿わず、袋状になってしまうのです。
       また、古い着物ですと、糸が弱っていたりもします。
       そんなときにする手入れです。


ざっと、こんなところでしょうか。
ただ、細かい着物の手入れ用語を知らなくても、
悉皆屋さんに、
   汗をかいてしまった、
   食べ物のシミをつけてしまった、
   雨降りの日に着物を着て泥がはねてしまった等々、
事情を説明すれば、
適当な手入れをしてくれます。
前勉強などは必要ありません。

悉皆屋さんとやりとりをしているうちに、
自然と身に付いてしまう知識ですから、
着物初心者の方は、あまり難しく考えないでくださいね


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