
今日の写真は、小菊と紫式部です。
ムラサキシキブという名の由来が知りたくて、
「園芸大百科事典」を引いてみました。
原産地は日本、朝鮮半島、中国。
和名は、紫色の果実を「源氏物語」の作者、紫式部に見立てて美化したもので、
別名をミムラサキ(実紫)という。
日当たり地でも半日蔭地でもよく、土質を選ばず育つ。
6月~7月、小さい花を多数つけ、
10月~11月に果実が熟する。
花言葉は「聡明」。
先日、このムラサキシキブの鉢植えを、
もう一回り大きな鉢に植えかえたのですが、
大変力強く根が張っていて
なかなか古い鉢から出すことができず、
随分と苦労をしました。
上品なイメージのある花ですが、
そのたくましさは圧倒的です。
そこで一枝手折り、
小菊と一緒に生けてみました。
気取らず、素朴な雰囲気です。
千年以上も昔から日本人に愛され、
生き続けてきた源氏物語の作者、紫式部。
上品でありながらたくましいムラサキシキブ。
一体だれが名付けたのでしょう。
本当にぴったりのネーミングですね




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