着物で一息♪ティータイム

着物仲間と楽しく団らんしているようなイメージで着物周りをご紹介、 時々はまじめに和文化エッセイなども綴ります。

季節を逃してしまった貝と蟹の帯どめ

カニと貝2

昨日に引き続き、
今日も季節を逃してしまった帯どめです。

貝と蟹の帯どめです。

6月後半から7月に
素朴な紬に合わせて
楽しもうと思っていたのですが、
ぐずぐずしているうちに、
時期を逃してしまいました。

この帯どめも来年の楽しみに
とっておくことになってしまいました。

最近は、時がたつのが、
随分と早く感じられます。

季節の移り変わりがあまりに早いので、
焦ってしまいます。

昔々、子供のころは
時間がたつのがのろのろと感じられて、
時計を見ては、ああ、まだあれから1時間しかたっていないわと
ため息ばかりついていたような気がします。

自分が大人になる日がやってくるなど、
半信半疑、
まったく遠い遠い未来のことに思えたものでした。

しかし、今はすごいスピードで
時が過ぎ去ってゆきます。
つい最近まで梅雨だったのに、
もう夏が終わり、秋に入ろうとしています。

ゆっくりとした時間の流れを
もう一度取り戻すには、
どうしたらよいのでしょうか。

けれども、時がたつのが早く感じられるということは、
それだけ楽しい時間を過ごしているということでもあるでしょう。

そんなふうに考えるならば、
大人も悪くありません。

小さな帯どめを楽しく眺めていたら、
きっと来年の夏が
あっという間にやってくることでしょう!

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2008/08/27(水) 23 12:44 | 和文化エッセイ | トラックバック 0 | コメント 0

時期を逃してしまった夏の帯どめ

鉄扇

今日は、シーズンを逃してしまった
帯どめをご紹介します。

使いましょうと思っていながら、
時期を逃してしまった、
鉄線(てっせん)、クレマチスの帯どめです。

鉄線は初夏から咲きはじめ、
60日ほど楽しむことができる花です。

しかし、ここ数日は涼しい日が続き、
すっかり夏も終わりという雰囲気です。

着物のおしゃれは
少し季節を先取りしたいもの、
今さら鉄線の帯どめは、
あらあら、今頃どうしたの?
という感じになってしまいそうです。

残念だけれど、
また来年を楽しみに、大事にしまっておきましょう。

さて、鉄線を植物図鑑で引いてみましたら、
なかなか歴史のある花であることがわかりました。

江戸時代には随分と鉄線の花が
愛好されていたそうです。

風車 花形名のごとく 色白 うす色 うすむらさき るりあり
るり八重車 るりいろ せんよう 花形れんげの如く
鉄線 風車のるいなり 白 紫の二種あり 
花落ちて中の蘂(しべ)のこりせんようなり
あたかも菊のごとく 故に菊から草というなり

                     花壇地錦抄(1695)

鉄線の花の解説をしているようですが、
「菊から草」という別名も、なかなか素敵です。

襖絵や能装束、着物の模様にもしばしば使われたそうです。

来年こそは使わせていただきましょう!などと
今から言いますと
鬼に笑われてしまいますが、
やはり言わずにいられません。

来年の夏が楽しみです!



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2008/08/26(火) 22 37:59 | 和文化エッセイ | トラックバック 0 | コメント 0

白鳥の水かき?

DVC00034.jpg
ホトトギス

   <白鳥の水かき?>

少し前のこと、
ある高名な先生にご挨拶をする
機会をいただきました。

とても優雅な雰囲気の、
おっとりとした
はるかに年上の素敵な女性です。

しかし、お話が進むにつれ、
その雰囲気を裏切るように、
会話の端々から、
びっくりするほどお忙しい方なのだということを
うかがい知ることができました。

優雅に見える方ほど、
そういったものなのかもしれません。

きちんとしている方ほど、
そういったものなのかもしれません。

「あひるの水かき」などと言いますが、
すいすいと泳いでいるように見える
水面下では、必死の水かきがされているわけです。

先生を「あひる」に例えては失礼なので、
「白鳥」とでもしておきましょうか。

しばらくは、
先生にお会いした余韻に
ひたっておりました。

全く高い山を仰ぎ見るような経験でしたが、
一歩一歩踏みしめていけば、
少しは近づくことができるかもしれません。

一日一日を大切に、
精進してゆくしかないのだなあと
思いました。



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2008/08/25(月) 21 53:01 | 和文化エッセイ | トラックバック 0 | コメント 0

秋単衣の準備

紅茶1

ここ数日、涼しい日が続いております。

急に涼しくなりますと、
何を着たらいいのか、
悩んでしまいます。

今日は一日、9月に着る
単衣の着物の準備などをして過ごしましたが、
すっかり気分が秋めいて、
温かい紅茶が飲みたくなりました。

着物コーディネートの合間に
ダージリンティーを入れまして、
ほっと一息つきました。

それにしても、単衣の着物は
コーディネートが難しく、
悩みます。

9月の前半には夏帯を合わせますが、
後半ともなれば、もう麻などのあまりに夏らしい、
透ける夏帯は、季節はずれに見えてしまいます。

その日のお天気と相談しながら、
臨機応変に対応できるよう、
1枚の着物に2本、帯を合わせておきました。

1枚の単衣に、
暑い日用と、涼しい日用と、
2パターン用意をするのです。

そんなふうに用意をしておいても、
なかなかいざとなると、
その当日は悩むものですが、
ぐずぐずしていると、
あっという間に単衣の季節は
過ぎ去ってしまうのです。

単衣の着物を着逃さないように、
着物好きの皆さん、
準備万端、整えましょう!


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2008/08/24(日) 22 48:13 | 和文化エッセイ | トラックバック 0 | コメント 0

白玉(はくぎょく)の鳥帯どめをコーディネート

白玉

今日のコーディネートをご紹介します。

着物は、紗紬の訪問着です。
生地は素朴な風合いですが、
模様は金加工がされており、
洗練された雰囲気です。

帯は、ざっくりと織られた
夏のしゃれ袋帯です。

帯どめは、白玉(はくぎょく)です。
おそらく中国製です。

玉(ぎょく)はその昔、
中国では庶民には縁のないものだったそうです。

もとは、帯どめではありません。
骨董市で見つけた
不思議な白玉のオブジェです。

裏面に細工をして、
金具をつけて帯どめに作りかえてみました。

鳥が左を向いている図柄ですが、
何の鳥なのか、
本当はどんな使い方をするものなのか
全くわからないままです。

けれども、玉の肌はとてもきれいで、
眺めていたら、
ついつい、帯どめにしたくなってしまったというわけです。

さて、今日の着物と帯は、以前に別のコーディネートでご紹介しました。
ぜひ、もう一度比べてみてくださいね!
     →紗紬の訪問着と夏のしゃれ袋帯、彫金花帯どめのコーディネート



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2008/08/23(土) 23 58:16 | 着物コーディネート | トラックバック 0 | コメント 0
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プロフィール

Chizuko Kanda

Author:Chizuko Kanda
神田千鶴子
和装コンサルタント歴 14年
趣味:音楽鑑賞、茶の湯、染色

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